データ反映のリアルタイム化・入力業務の簡素化・シミュレーション機能追加など課題解決
丸鋸などの工業用切断用品を取り扱う企業の基幹システムの案件です。システムの導入範囲は、受発注・入出荷・売仕入・売買掛・在庫管理・生産・経理・標準原価で、当社は全工程(要件定義から納品まで)を担当しました。現行のシステムで課題だった、データ反映のリアルタイム化や入力業務の簡素化を実現し、新たにシミュレーション機能を追加して業務のレスポンス向上を強化しました。
環境
特徴
- 原材料引当や仕掛品引当など、取引先から問い合わせに対して即時返答可能な状態を確立しました。(納期回答シミュレーション)
- 指定期間以上で動きのない在庫(滞留在庫)に対してチェック機能の強化を行いました。(滞留在庫一覧表)
- 工程ごとの負荷状況をオンラインで照会し、リアルタイムで納期・工程の変更(社内→外注)が可能になりました。(工程納期シミュレーション)
- ハンディターミナルによる工程管理を導入し、入力作業の軽減・入力ポイントを増加を行いました。
- 帳票発行機能は印刷用ソフトを採用し、IBM i(AS/400)からデータを取り込んで自動的に発行します。(伝発メイト)